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<<レビュー>>
ロンドンのセント・トーマス病院で医学を修め、内科・外科・産科の資格を取得して開業した著者エリス氏。
その後、1894年頃より性の問題を生涯の課題とし、次々と研究を発表し、本書「性の心理」が編集されました。
エリス氏は26歳で結婚しますが、二人の関係は当時の人々には全く理解できない、奇妙で、自由なものであったと言われています。
エリス氏を性の研究に向かわせた動機は、お互い愛し合っているがうまくいかなかった妻との性生活、「性的精神病質」
を読んでの刺激、性の秘密主義への反発、子供の頃からの尿嗜癖など様々な動機が言われていますが、本人は「自分と同じような問題に悩んでいる人々のために、自分の研究を発表する事を思い立った」と述べています。
(以下 性の心理序文より)
中年の男女の中で、自分のこれまでの生き方についての事実を明確に回想して、正直に、自分の性の本能が何の障害も起きずに、難なく、あらゆる点において健全に発達してきたと言い切れる者はきわめて少数であろう。
何故そうなのか。その理由を知る事は難しい事ではない。 |
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