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活動寫眞界 第8号の表紙
明治43年4月25日発行(毎月1回25日発行) |
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<<レビュー>>
「活動写真界」は日本最古の映画雑誌です。
当時もう二誌「活動写真」と「活動写真タイムズ」が存在したのですが、いずれも現物が不明のままの為、この「活動写真界」が唯一当時の日本映画界を読む事ができる日本最古の映画雑誌です。
1909年明治42年6月25日に創刊され、活動写真界を支えた吉沢商店がイラスト日活に合併される1912年(明治45年・大正元年)初め頃まで続いたようですが、現在のところ特定できていません。
(本書収録の最後の第26号明治44年11月25日発行は、中島真太郎編集のそれまでと、出版社や編集スタイルに変化が認められるので、実質的にはすでに他に移っていた可能性が推測されるようです。)
本誌には巻頭評論や弁士に関わる記事、欧米の活動写真などなど各巻当時を物語る様々な記事の他、日本映画の図版も載せられ、文士・画家・俳優へのインタヴューも多く、彼らの映画観が折にふれて紹介されています。
また、
本文中の記事だけでなく、広告ページもきわめて資料価値が高いものです。
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活動寫眞界 第8号の表紙裏
大丸呉服店 東京日本橋区本店の広告 |
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活動寫眞界 第8号 活動寫眞の捷利
世界娯楽の革命 エフ・エー・マッケンヂー |
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