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<<レビュー>>
1巻:数寄屋門
2巻:茶室と露地
3巻:玄関と座敷(欠)
4巻:総合作例集 京都編
5巻:総合作例集 全国編
6巻:細部集 座敷の構成
7巻:細部集 床の意匠
8巻:細部集 外廻りの技法
9巻:銘木集
「数寄屋建築集成」は、学研から1978年より出版されました。1巻〜5巻の本巻5冊で出版され、その後細部集が3冊追加され全8巻となり、更に銘木集も1冊追加され全9巻となっています。
本書はすべて1990年に発行された重版です。初版よりも12年も後に出版されている為、また、輸送箱に収納して保管されていた事もあり、非常に綺麗な状態です。
数寄屋建築の外観や座敷や茶室等を伝えるだけでなく、隠れた中にある、こまやかな細部の工夫やそれらの絶妙な取り合わせや木材に至るまで、数寄屋建築の全てを収録した集大成です。
写真図版と共に実測図が収載され、平面図・断面詳細図等が縮尺によりほど細かく記載されています。また、所在地・建築年・設計者・施工者や、建具寸法や構造・調和・デザイン・バランス・雰囲気等の解説もされています。
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