懐かしの浜松鉄道奥山軽便の跡が、遊歩道として整備されており、歴史の散歩道、学生の通学路、市民の憩いの場として今もなお活躍しています。 天気のいい日には、浜松城公園から亀山トンネルを抜けて犀ヶ崖古戦場まで足をのばしてみるのもいいものです。 歴史のロマンに触れながら、緑に囲まれる道をのんびり歩き、心も癒される事でしょう。
大正3年11月、浜松市元城町から引佐郡金指町までの15kの間に軽便が開通しました。 その後大正4年9月に元城〜板屋町間0.8kが、同年12月には金指〜気賀間2.1kがそれぞれ開通し、後に遠州鉄道の奥山線となり、やがて廃線の道を辿ります。 レールの幅は2フィート6インチ、大きめのトロッコ程度しかなく、そのレールをドイツ製のミニSLが定員34人乗りの客車1両を連結して走っていました。 当時の時刻表によると、1日8往復、1時間半おきの発車で、元城〜金指間の所要時間は1時間5分でした。 (ふるさとの歴史シリーズ「浜松・浜名湖周辺 下巻」郷土出版社より)